三鷹市井の頭5-21-26
大きなテーマは
シュタイナーが労働者に話したことを核に、
栄養素から見る視点と食物から見る視点との
両方を抑えながら、人間生命全体に目を向けていくこと
2018年11月より月に1度のペースで行われている講座です。
シュタイナーのどこまでも深い洞察と、講師の佐藤先生の多岐にわたる解説に
あっという間に時間が経ってしまいます。
2020年7月からの詳細は、下記に。
いつから参加しても興味深い内容となること間違いありません。
質問がたくさんできますので、不安なく学べる講座になっております!
講師は
ゲーテ・シュタイナー研究家 佐藤公俊先生
佐藤先生は「シュタイナー医学原論」を翻訳された方です。
☆佐藤先生が翻訳されたオリジナルのテキストを使用しており、とても価値のある講座です。
☆お子様連れok
幼稚園以上からのお子様は
ランチ代(700円)をお願いいたします
アレルギーのある方と3歳以下の子は持ち込み可です
日時 11月17日(火) 10:30〜13:30
会費 4,000円(vegan&glutenfreeランチ込み)
オンライン参加 3,000円(事前振込)
※開催3日前よりキャンセル料をいただきます。
※オンライン参加の場合、参加ボタンを押した上、主催者までメッセージをお願いいたします。
折り返しご案内を差し上げます(Facebookグループで配信いたします)。
※次回は、12月15日(火)です。
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コロナの状況下で、新しい生活様式が求められていることがあります。
とはいえ、そのライフスタイルは目先のことに右往左往するものであってはいけない。
つまり、食をメインにするにしても、人間全体から食を捉えるべきである。
もう一つは、人間の問題は、地球と世界とつながっているという視点です。
そこで、シュタイナーが労働者と話し合った、そして記録された最初の講義録を
せめて6回読もうと思います。その中で当然食べ物と人間の関係が扱われますが、
6回続けて読むと、大きな世界観、人間観が見えてきます。
実は、以前読んだテキストも含まれますが、それをもっと幅広く深い関係性で調べます。
「人間の体と魂と霊の関係を探る」
第一講義 1922年8月2日
発話と諸言語の発生に関して、ブローカの発見、
子供の言葉の習得、模倣、左利きとそれに対する教育学的配慮、地球のさまざまな地域の言語と宇宙との関係。
第二講義 1922年8月5日
人間存在のエーテル体。脳と思考との関係。
食物の分解と再活性化に関する栄養学。意識とそれに関係する赤血球に対する白血球の割合。睡眠中の思考活動。呼吸プロセスと脳の活動との関係。夢の知覚。
第三講義 1922年8月9日
人間において世界の形成と分解がどのように生じるか。
思考の起源。結晶の形成。糖とその溶解。脳の砂、その形成と溶解。過剰な形成プロセスとしての病気。分解のプロセスと自我意識。
第四講義 1922年9月9日
体と魂と霊。脳と思考。知覚器官としての肝臓。
脳細胞と白血球における生命。思考の前提として脳細胞で生命が衰退する。人体内の物質と組織における絶え間無い入れ換え。癌とその起源。幼年期における記憶の働きと後の人生における病気との関係。
第五講義 1922年9月13日
内臓で行われる知覚と思考。
脳の硬化。糖尿病。肝臓の特別な性質。私たちの内なる目としての肝臓。思考器官としての動物の目。ローマの神ヤーヌスの頭。
第六講義 1922年9月16日
魂霊的な意味と肉体における消化プロセス。
物質の変態。パラケルススについて。アルコール。頭痛の原因。人間存在と動物との大きな違い。人間の脳で最も重要な物質としての塩と燐。塩とその思考との関係。燐とその意志との関係。